大型自動二輪免許を取るということ

8月からほぼ3ヶ月連続で働き続けたら、労務法的に平日に休みを取らざるを得
ない状況になりました。平日休みなど病気以外ではこの14年間ほとんど取ったこ
とがなかったので、何をしようかと考えました。平日休みがあるとできること…..。
そうだ大型自動二輪免許を取りに行こう、と思い立ち、何せ平日殆ど休みなので、
予約入れ放題、鬼教官に脅されまくりながらの教習でしたが、おかげさまで最短
日数、卒業検定も1回で合格しました。

[大型自動二輪免許取得に思うところ]
これは、単に免許取得と思うより、「安全講習」と考えると非常に安くリーズ
ナブルです。とにかく毎日2時間から3時間、ありとあらゆる大型自動二輪の
乗り方を教わります。限界を知るというやつです。自分は急カーブを何キロで
曲がれるものか、人が飛び出してきたときに転ばない限界で何mで止ま
れるか、ナナハンで直角に曲がれるか、スラロームを限界何秒で駆け抜けられ
るか…等々。毎日とても勉強になりました。合格してしまうのが惜しいぐらい
の気持ちでした。最近はいわゆる「試験場一発」で限定解除合格した人もその後
教習所で最低3時間講習を義務づけられているようです。それらの方は見ている
とお気の毒です。もう完全にいじめられているとしか思えません。
片側1車線内で8の字を描き続けるとか、とんでもない配置のスラロームを駆け
抜けるとか….。すでに一発合格した人が何度も転倒するシーンや耐えきれずに
足つきするシーンを目撃しました。それができたら何だ、ということはないのだ
と思いますが、とにかく試験場一発の人に自分は下手なんだということを思い知
らせるために、あえて我々が泣きそうになった限界乗りを教えているようです。

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